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プロペラとシャッタースピードの話
最近「週末=雨」が続いて写真なんて気分にならない…。
先月の小月基地でプロペラを意識し過ぎて、シャッタースピード優先1/125なんてした為に散々な結果となったので過去の画像を見ながら適切なシャッタースピードを考える。
まず「ヒコーキの秋」より。
1/1600 完全にプロペラが止まってる。
次は「小月基地」より。
左1/640 右1/500 どちらもプロペラのカタチがわかって多少ブレてる。
そして今回「小月航空基地祭/スウェルフェスタ2011」より。
1/125 プロペラが回転しているのがよくわかる。
改めて過去の画像を見返すと、1/500あたりが動体ブレや手ブレ(「1/焦点距離」以下にしない)を防ぐ上では適正ではないかと思う。
それに加えて、「小月基地」は着陸状態に入っており多少エンジン出力(回転数)を落としているのではないかと考えられる。
とはいえ、11/23の芦屋基地は行けないし新田原なんて遠過ぎて無理なので次回は来年だったりする悲しき現実…。
2011/11/11 (Fri.) Trackback() Comment(0) 個人的な話
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シャッタースピードと絞りとISOの関係
シャッタースピードと絞りとISOの関係がよくわからないという話を聞いたので自分なりに説明してみる。
水を溜めるタンクがあります。
タンクの両端にはバルブ(A)・(B)が付いていてバルブ(A)を開いてタンクに水をいっぱいまで溜めてからバルブ(B)を開き容器に水を移します。
ただし、タンクに水が溜まってから容器の水がいっぱいになる時間は常に同じではないといけません。
まず、バルブ(A)を全開にします。するとタンクにすぐ水が溜まり、バルブ(B)を少しだけ開ければいい事になります。
逆に、バルブ(A)を少しだけ開けると、バルブ(B)を全開しないといけません。
さて、これをシャッタースピードと絞りの関係に置き換えてみましょう。
*参考画像
バルブ(A)が絞り、バルブ(B)がシャッターです。
バルブ(A)を大きく開けば水がたくさん入るので、絞りを開けば(値を小さくすれば)光は多く入って来ます。
当然、バルブ(B)は少し開けばいいので、シャッタースピードを速くすればいい事になります。
逆に、バルブ(A)を少しだけ開けるので、絞りを閉じている(値が大きくなる)ので光は少しか入りません。
その為、バルブ(B)を大きく開けないといけないので、シャッタースピードを遅くしないといけません。
今度は数字にしてみましょう。
仮に適正露出がシャッタースピード1/250、絞りF8だったとします。
この場合、以下の様な関係になり等間隔で反比例に増減していきます。
1/60 F16
1/125 F11
1/250 F8
1/500 F5.6
1/1000 F4
次に露出補正です。
簡単に書くと+側でオーバー(明るい)、-側でアンダー(暗い)となります。
絞りF8のまま、シャッタースピードを動かしてみます。
+2 1/60
+1 1/125
0 1/250
-1 1/500
-2 1/1000
逆にシャッタースピードをそのままで絞りを動かせばこうなります。
+2 F16
+1 F11
0 F8
-1 F5.6
-2 F4
*1/3段とか1/2段はややこしいので全て1段単位です。
次はISO感度です。
ISOは国際規格ISOの事で、古いカメラではASAやDINになってる場合もありますが感度を示す単位でISO=ASAです。
フィルムの場合、ISO感度が低ければ表面の粒子一つあたりが小さく光を拾う量が少ない代わりにきめの細かい滑らかな仕上がりになり、ISO感度が高ければ表面の粒子が大きく光を多く拾う代わりに全体が荒くザラザラした仕上がりになります。
シャッターと絞りとISO感度の関係は、ISO感度が1段上がればそのままシャッタースピードか絞りが1段上がって、1段下がれば1段下がります。
適正露出がISO100でシャッタースピード1/250、絞りF8だったとすれば、ISO200なら+1段、ISO400なら+2段上げられます。
適正露出がISO100でシャッタースピードが1/250、絞りF8で、絞りF8のままでシャッタースピードを動かすと以下の様になります。
ISO400 1/1000
ISO200 1/500
ISO100 1/250
シャッタースピードを1/250まま、絞りを動かすと以下の様になります。
ISO400 F16
ISO200 F11
ISO100 F8
つまり、ISO感度を上げればシャッタースピードを上げるか絞りを絞る(F値を上げる)事が出来きて、ISO感度を下げればシャッタースピードを下げるか絞りを開く(F値を下げる)事が出来るという事です。
わかったような、わからないような…。
2011/09/22 (Thu.) Trackback() Comment(6) 個人的な話
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思い立ったのでやってみた
「FinePix X100」を“メガネ付きファインダー”仕様に改造
を見ていて、「そうか。その手があったか」と思いちょっと試してみた。
よくある双眼鏡に、
携帯を押し付ける。
いわゆる「コリメート法」ってやつです。後ピンだけど…。
するとこうなる。思いっきりケラレてる…。
次は、
D3000にLOREO LENS IN A CAPを付けてやってみる。
ケラレてないけど、何だかモヤッとしてる。
*どっちも黄色っぽかったので色を修正してます。
ちなみに、18-55の55mmだとこんな感じ。
後でメーカーのページを見たら、
>ピントを調節できるカメラを接眼部に当てピント調節すれば手軽に拡大撮影が楽しめます。
と書いてあった。
○まとめ
携帯のカメラは探すのが難しい。
ズームを使えばケラレが少なくなるかもしれない。
携帯はフラットなのでレンズを中央に持って行くのが難しい。
LENS IN A CAPはレンズ径が小さい(F5.6で約1cm)のでケラレない。
でも、元々こんなレンズなのでこれ以上は望めない…。
こんな面倒な事をしなくてもテレビ望遠鏡という便利な機械がある。ただ写真は撮れない。
2011/08/27 (Sat.) Trackback() Comment(6) 個人的な話
2011
06
26
LOREO LENS IN A CAP
LOREO LENS IN A CAPというものを買ってみた。
細かい事はデジカメWatchのデジカメアイテム丼 Loreo LENS IN A CAP読まれたしという事でとりあえず撮ってみた。
それなりかな…?
条件が悪いと収差とかフレアとかいっぱい…。
でも、やっぱり条件が良ければそれなり。
とりあえず、原色と光源を避けてアンダー気味で撮るといいらしい。
まぁ3.000円でおつりが来る程度だし、レンズの重さを意識しないで使えるし、ボディーキャップよりちょっと厚い程度だからバッグのポケットに入れておいて気が向いた時にちょっと使うとか、ノーファインダーで撮ってみると面白ろそう。
あと、f64まで絞ると穴が1mm程度しかないのでピンホール写真的な事が出来そう。
*今回から「写真」カテゴリの画像はクリックするとNIKON ONLINE GALLERYのアルバムに移動します。
2011/06/26 (Sun.) Trackback() Comment(0) 個人的な話
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こまごま
どうせ誰も見てないし、書く事もそんなにないから一週おきで書く事にした。
○自衛隊
先週、朝からやたらうるさいので外を見たら海自のヘリがウチの周辺をぐるぐる。
とりあえず撮ってみた。
まぁ、200mmじゃこんなもんですよ…。X1.4のテレコンでも買おうかな…。
あと。ブルーインパルスが居るうちに芦屋基地へ行こうと思っているものの、先週から雨続き…。台風が過ぎてからもすっきり晴れる事がなくどんよりとした天気。
10日まで居る予定みたいんでそれまでに行ければいいけど…。
○鉄道
山陽本線電化(新山口駅(旧小郡駅)~下関駅) 50周年記念イベントなどの実施について
このイベントの一環で明日(6/1)記念列車が走るそうで。
休みだし天気が良かった見に行ってみようと思う。
そういえば、今日下関総合車両所の前を通ったら12系客車っていうの?青い昔の客車があったな。
○いつの間にか
ソニーのNEXとかオリンパスのペン、パナソニックのGみたいないわゆる「ミラーレス一眼」っていつの間にか「デジタル一眼カメラ」って呼ぶようになったのね。
何かしっくり来ない。何だろうこの違和感…。
○ヌルライカ
1923年のライカ1億5千万円、最高値の落札
いわゆる「ヌルライカ」に1億5千万の値がついたそうで。
ところで記事では全部で25台作られたと書いてるけど、他を見ると31台作られたとなってたりする。この6台の差って何?
しかし、100年近く前に作ったカメラが完動ってのは凄い話だ。
○シグマ
SD1の価格が70万円と聞いて「誰が買うんだ?」と思っていたら、数日後手ぶれ補正技術の特許侵害で126億円の損害賠償を求める裁判をニコンから起こされたり…。
両方含めてシグマはこの先大丈夫なのだろうか…。
2011/05/31 (Tue.) Trackback() Comment(0) 個人的な話